DAWのサンプルレート設定の正解は?
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以前、スタジオのエンジニアの方と話していた時に…
エンジニア「曲を作る時、pro toolsのサンプルレートの設定はどうしてる?」
ワイ「俺は24bit/96kHzですね。」
エンジニア「あ~、それはダメだね。96kHzだとCDに焼く時に音質劣化するよ。」
ワイ「えっ?!そうなんですか?じゃあ、○○さんはどうしてるんですか?」
エンジニア「俺は88.2kHzでしかやらないよ」
ワイ「いやでも、88.2kHzだったら96kHzの方が高音質なんじゃ…」
エンジニア「いや、違うんだよ。CDに焼く時44.1kHzにコンバートしなきゃいけないだろ?(DTMをやる人は知ってるだろうが、CDの規格は16bit/44.1kHzである。だが現在のレコーディング現場では24bit/44.1kHz以上が主流なので、音源ファイルをダウンコンバートしてからディスクに焼かれているのだ。つまりCDはレコーディング現場で出来上がった音源より音質が劣化している事になる。ちなみにダウンコンバートせずに音質が劣化してない音源ファイルが俗に言う「ハイレゾ」というヤツ)88.2kHzは44.1kHzのちょうど2倍だから、コンバートした時の音質劣化が少ないんだよ。」
ワイ「えっ?!なんで倍数だったら劣化が少ないんですか?」
エンジニア「うん?!とっ…とにかくだな!デジタルだから44.1の倍数で作業した方が良いんだよ!わかったか!」
ワイ「いや、でもミスチルは96kHzで録音してたような…」
エンジニア「アイツらは金があるからな!(笑)」
ワイ「……」 |
…というやり取りがあったのだ。
正直眉唾ものの話だが、たしかに調べると同じ事を書いてるページをたくさん見る。
ただプロでも96kHzや48kHzでレコーディングしてるエンジニアもいる。どちらが正しいのかはわからない。
自分で88.2kHzと96kHzで比較してみようとも思ったが、冷静に考えたら、全く同じ曲を2パターン作るなんて面倒くさくてやってられん(笑)
ていうか、今までの作品が96kHzだから、曲を開くたびにサンプルレートを変えなきゃいけないのがダルい。
という事で、私は今でも96kHzで作業している(笑)
まあ「96kHzはCPU負荷が高すぎる!」って方は一回88.2kHzで作業する事を検討してみても良いかもしれない…。