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MIDIが38年ぶりのアップデートで2.0に。そもそもMIDIとは?

音楽・DTM
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今更過ぎてワロタ(笑)

 

MIDIプロトコルの開発を行っている企業連合体であるThe MIDI Manufacturers Association(MMA)は、MIDI規格の”大幅アップデート”の計画を発表した。

MIDIは1983年に業界標準となって以来、続々と新機能を増やしてきたが、基本的な仕様そのものは変わらずに残ってきた。今回のアップデートでは、これまでのものとの下位互換性を持たせつつ、”オート設定、新たなDAWとWebとの統合、解像度の拡張、表現力の増強、より緊密なタイミング(同期等)”を盛り込むことを目指している。RAより引用

 

ほんまに今更やわ(笑)アップデートされても音源が対応してないと意味ねぇ~じゃね~か。今まで買い集めた音源はどうなるんだよ(笑)やるならもっと早い段階でやっとけよ。

個人的にはDTM業界が下火になってきたから、既存のユーザーに金を使わせるために、業界人が思いついたんだと予想(笑)

まあ下位互換は維持されるみたいなので、相性問題で悩まされる事は無さそうなのは朗報。

 

わからない人のためにMIDI(Musical Instrument Digital Interface)を説明すると、あなたが鍵盤のドの音を5秒間強く押し続けたとする。そうしたら「5秒間強くドの音が押された」という演奏情報のみが送られる。これがMIDIだ。わかったな(笑)

 

もう少し付け足すと、その演奏情報を使って、ピアノの音源を再生すれば、「強く弾かれたピアノのドの音」が再生されるというわけ。

MIDIの利点としては、ピアノの音が気に入らなければ、その演奏情報で再生する音源をストリングスの音に変えたり、ブラスの音に変えたりできるのが利点。生の演奏だったら、イチイチミュージシャンを呼んで来て録音し直さなければいけないので、MIDIは録音現場では非常にありがたい便利な規格なのだ。

 

今回はそのMIDIがアップデートされ、より含まれる情報量が増えるのでは?という話。まあ一般の人には全く関係の無い話ですな(笑)

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一般の人でも実は使っているMIDI

 

一応、通信カラオケなんかはMIDIで演奏データのやり取りをしている。

データ量が非常に少ないので、毎週のように新曲が発表されて楽曲リストが常に更新されるカラオケに適している。テンポチェンジやキーシフトも簡単に出来るのも利点の一つ。

 

皆さんカラオケに行った時に「カラオケのオケ音源って音質ショボくね?」って思った事があると思うのだが、あれはMIDIのせいではない(笑)あれはMIDIを再生する、カラオケの音源がショボいのだ。

簡単に言うと部屋のTVモニターの下に置いてある、デッキみたいなヤツの中に入っている音源の事である。

あれが安物の音源だから、ペラペラの味気ない音で再生されて萎えるというわけ(笑)

MIDIというのは言い換えれば、楽譜みたいなもんで、どんなに精巧な楽譜でも、演奏するヤツがヘタクソだったら表現できないでしょ?そういう事なんだよね。

 

現状、ピアノ音源のベロシティレイヤー(演奏の強弱)なんか20~30段階もあればいい方。

つまりベロシティレイヤーが20段階だとすると、一つのドの音に対して、20段階の音の強弱(弱く弾いた音や強く弾いた音、またはその中間の強さの音)が用意されているという事になる。

今のMIDI規格でベロシティは127段階まである。これが増えた所で表現力がUPするとは思えない。前述した通り、音源側が対応してないからだ。(サンプリング音源の場合)

なのでMIDIがアップデートされて情報量が増えた所で、再生する音源がショボいとあんまり意味が無いのでは?というのが私の見解。

 

でもサンプリング音源主流の流れから物理モデリング音源主流に変わる転換点になるかも…とも思ってる。

この事についてはまた今度詳しく書こうかな。