脚本最悪(笑)
この間の週末は台風で予定が消し飛んだので、家でHDDに溜まっている映画や番組を観る事にした。
それでWOWOWで放送してたのを録画しておいた「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命」を観たわけだが、これが中々のつまらなさだった。(ちなみに私は全話観たかどうかは微妙だがドラマも観てるので、基本的な設定などは頭に入っている)
本当ね…たぶんもうすぐ地上波でも放送されるんだろうけど、脚本が本当に残念。脚本家は3rd seasonを手掛けた安達奈緒子という方のようだが、マジで1時間のドラマ版の方が良かった。
なんつうか話に一本の筋が通ってないというか、コロコロ話が変わるんだよな。
序盤に海ほたるにフェリーが激突して、「ほう…なかなか面白そうじゃん。やっぱ映画だからドラマと違って金掛かった映像が観れるんだろうな。」なんて思って、それを軸に話が進む事を予想してたら、車に閉じ込められた親子を助けたらすぐに病院の場面に切り替わってしまうのだ。
予算の問題なのかもしれないが、もうちょい海ほたるで引っ張っても良かったのではないだろうか?
で、病院に戻ってからは通常のドラマでありそうなエピソードと、ドラマ版で描けなかった主要キャラの補足エピソードが描かれて終了って流れ。そのエピソードが…
|
あんまりちゃんと覚えてないが、たぶんこんな感じ。どれもどっかで観た事あるような手垢のついたエピソードばっか。
この内容ならタイトルを「劇場版コード・ブルー」じゃなくて「season3 final」みたいな感じにして、ドラマの延長線上にある作品だという事をアピールしてたらまだマシだったかもしれん。
良かった点としては、馬場ふみかの母を演じたかたせ梨乃の演技は良かった。あとはガッキーが可愛くて山ピーがイケメンっていう事ぐらいかな。
まとめると、ドラマ版で映像化できなかったアイデアを全部詰め込んだって感じで、1本の映画として観たら駄作。ドラマ版のファン以外はあんまり観る意味が感じられない作品だった。