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リーガエスパニョーラ17-18第16節レガネス対レアルマドリード~無能な監督、そして凡庸な試合。

レアルマドリード
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生で観なくて正解

 

この試合を観ずに、uefaユースリーグを観て寝たワイは勝ち組(笑)

勝つには勝ったが、内容は予想通りのクソ試合であった。

 

ベティス戦の記事で、

若手達を使うならこのタイミングしか無いと思うのだが、ジダンはベティスよりも力の落ちるレガネス戦(まぁどちらのチームにもホームで負けてるわけだがww)でチャンスを与えるつもりなのかもしれない。もしジダンが次のレガネス戦で若手を干したらさすがにブチ切れそうだ(笑)

ジダンには若手選手をもう少し信用してもらいたい。もし今日出てた選手が圧倒的なプレーでベティスをボコったなら納得できなくもないが、試合の内容はそんなに良くなかった。特に今日のカゼミーロのプレー内容ならセバージョスやジョレンテでも良かったのでは?と思ってしまう。まぁさすがにレガネス戦ではチャンスを与えてくれると信じたい。

って書いたのに、ジダンはまたもやセバージョス、マルコス、マジョラルを外した。

 

ハッキリ言って呆れてものが言えない。ベティス戦でダブルボランチの構成を再考する必要があるのは明らかだった。なのにジダンは前述した3人の誰にもチャンスを与えなかった。ジョレンテは試合終盤に交代出場。加えてセバージョスには屈辱的な扱い。そしてマジョラルはシカト。マジで無能過ぎる。

しかも降格争いレベルのチームと途中まで互角という内容。カシージャのファインセーブが無ければどうなったかわからない試合だった。ジダン的にはホームで負けたのはマグレだったと証明したかったのだろうが、逆に敗退が妥当だった事を裏付ける内容で恥ずかしいったらありゃしない(笑)

 

今日のスタメンで言えば、マジョラルはイスコかベンゼマのポジション、セバージョスは中盤ならどこでも可能、マルコスはダブルボランチの一角でプレー出来たはず。今日のスタメンで出色のプレーをしたと言えるのはベンゼマ、アセンシオ、コバチッチの3名だけだ。イスコ、バスケス、カゼミーロは極めて凡庸なプレーに終始した。それはゴールを決めようが決めまいが私の評価は変わらない。どう考えてもイスコ、バスケス、カゼミーロの所にマジョラル、セバージョス、ジョレンテを使うべきだった。

明らかにトップチームのレベルにはない自分の息子をベンチ入りさせるクセに、スタメンに値する期待の若手を干すわけだからハッキリ言って無能を通り越して、人間性を疑ってしまうレベルである。

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セバージョス「ジダンさん僕何かしましたか?」

 

しかもベティス戦で明らかになった、カゼミーロの「ダブルボランチ適性ゼロ問題」も放置のまま。百歩譲って「PSG戦に向けてカゼミーロ・コバチッチのダブルボランチの連携を深めたい」と言うのならまだ理解できるが、種を蒔いている様子も見受けられない。一体ジダンは今日の試合をどういう意図で臨んだのか私には皆目見当がつかない。

 

カゼミーロがゴールを決めたのは事実だ。だがそれが未来につながるのか?と言われれば甚だ疑問である。カゼミーロが守備も攻撃も完璧にこなせるスーパーなMFで、彼の才能を活かそうとしてるならまだ理解できる。だが実際はそんなわけはないし、現状ジダンはカゼミーロを苦手な分野から遠ざけて、問題を直視する状況から逃げさせているだけである。

 

ペップはバイエルン時代、ビダルをアンカーにコンバートし、体の向きに関して徹底的に指導しプレーを改善した。これが本来の監督のやるべき仕事であり、ジダンはマドリー監督に就任してから誰の能力も伸ばしていない。カゼミーロの職場放棄プレーがロシアW杯を戦うブラジル代表のためになるのか?答えはもちろん「NO」である。カゼミーロは日本代表相手にすらボールを運ぶのに苦労していた。マルセロが交代した後はそれがさらに顕著になった。

 

というわけで正常だった頃のカゼミーロのプレーを観てみよう。下に貼ったのは15-16シーズンのマドリッドダービーの動画。まだ監督がベニテスだった頃のヤツ。

 

 

「ちょっww普通に良いプレーしててワロタ」

そう、この頃のカゼミーロはポルトでロペテギに攻撃面で鍛えられ、マドリーに帰還してベニテスに守備面で鍛えられ、それなりに良いアンカーだったのだ。(勿論レドンドやアロンソには程遠いが。)

 

ところがジダンが就任して、16-17シーズン後半ぐらいから今のように職場放棄の常習犯になってしまったのだ。というわけでカゼミーロに罪は無い、責任はジダンにある。同じ事がイスコなどにも言える。

 

ジダンがコバチッチをアンカー候補に考えてて、カゼミーロを前に上げていると言うのなら、セバージョスをカゼミーロの位置で試そうとするのが普通の発想なのだがそれも試そうとしない。セバージョスのミスで負けた試合など一度もないのにだ。カゼミーロがいようといまいがマドリーは失点しているわけで、期待されている守備面での活躍もイマイチだ(上の動画とは雲泥の差である)矛盾が多すぎて何が何だか私にはサッパリわからん(笑)

グティはマルティン・カルデロンをアンカーとして着々と成長させているというのに…。全くジダンの無能っぷりにはウンザリである。次の試合はホームでのアラベス戦。アラベスは監督がアベラルドに代わって改善されている。今日のジダンの采配を見ていると何が起きても不思議ではない。

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選手評

 

カシージャ ファインセーブでチームを救う。失点シーンは止めたかった。久しぶりの出場である事を考えればまずまずだったのでは。

カルバハル 今日は抑え気味だったような気がする。PSG戦までにどの試合でジダンが休ませるかが重要な気がする。

テオ 戦術が確立されてないので、個の力をもうちょい上げないと厳しいと思う。ただ年齢を考えるとこれ以上は求められない。

ヴァラン まぁ普通。彼にはビッグマッチ以外は期待しない事にした(笑)

ラモス 有休取得乙。

カゼミーロ ゴールを決めた事でさらに勘違いしそうで今から恐怖。

コバチッチ 実質一人で中盤を切り盛り。彼もジダン采配の被害者の一人だろう。この使い方ではチームメイトと連携して崩すという発想が養われない。

アセンシオ 前半の右サイドに流れた時のプレーは良かった。彼には自由を与えるべき。そう考えるとイスコよりもトップ下に向いている。

イスコ ハッキリ言ってプレーが雑すぎる。マドリーの10番のレベルには無いし、セバージョスよりも明確に優れているとは思えない。

バスケス クロスを無闇矢鱈と上げなくなったのは良い。あくまでもバランサーとして評価されているわけだからもうちょい守備に気を使って欲しい。

ベンゼマ 前線の司令塔として良質なプレーを披露。ハッキリ言って彼がいるのでイスコは必要なかった。マジョラルとの2トップが見たかった。

ベイル カウンター時にはらしさを見せた。来夏売却決定という報道も。正念場か。

マルコス・ジョレンテ 時間が短すぎる。

セバージョス 気の毒過ぎて何も言えない。アラベス戦で出番を与えられる事を願っている。

ジダン 特定の選手を贔屓し過ぎ。彼からロッカーロームを収める能力が無くなったら何が残るのか?戦術面はもう期待してないので、選手を公平に扱う事だけは徹底してもらいたい。