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リーガエスパニョーラ18-19第7節レアルマドリード対アトレティコマドリード~ヴィニシウスデビューワロタ

レアルマドリード
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また中2日で試合(笑)

 

関連記事:リーガエスパニョーラ18-19第6節セビージャ対レアルマドリード~コネて欲しい時に君はいない

 

歴史に残るクソ試合を繰り広げたセビージャ戦から中2日。序盤の山場であるベルナベウでのマドリードダービー。なんで無能リーガはここまでマドリーに中2日で試合をさせたがるのか?しかもCSKA戦も中2日だし(笑)

 

 

 

負ければクライシスフラグがビンビンのロペテギは当然の如くガチスタメン。カルバハルが怪我から復帰し、ナチョが左に回った。

 

 

 

GK 13 ヤン・オブラク

DF 2 ディエゴ・ゴディン  3 フィリペ・ルイス  20 フアンフラン  24 ホセ・ヒメネス

MF 6 コケ  8 サウール・ニゲス  14 ロドリ  11 トーマス・レマル

FW 7 アントワーヌ・グリーズマン  19 ジエゴ・コスタ

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お馴染みの展開

 

試合はシメオネ就任以後のマドリードダービーでよく観る展開であった。

 

試合開始直後以外は基本的にマドリーがボールを保持。4-4-2ブロックの周りをひたすらU字に回すマドリー。だが当然の如く特に何も起きない。

 

案の定ボールロストからカウンターでピンチになるがクルトワがパラドン。

 

ベンゼマが下がって受けた時にファウルを貰い、そのFKからベイルのチャンスが生まれるが決めきれず。これは明らかにデザインされたセットプレーで、完璧に相手DFを外したプレーだったのでこれは痛かった。まあ難しいシュートだったからしゃなあない。

 

前半27分のプレーはちょっと気になった。アセンシオとカルバハルの連携で右サイド奥深くに侵入。カルバハルがベンゼマに合わしたシーンがあった。相手DFのヒメネスにブロックされたのだが、このシーンをよく見るとベイルがエリア内に入ってきてない。クリアされてから遅れて入って来ているのだ。これは単純に個人の意識の問題なので何とかしてもらいたい。と思ってたら怪我で途中交代でワロタ。

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前半まったく機能しなかった左サイド

 

前半ベイルは左サイドにいる事もあったが、正直左サイドでは何も起こらなかった。それも当然、ナチョもベイルもカットインするタイプではないので、大外のレーンを2人でチョロチョロしているだけであった。マルセロがいればまた違ったのだろうが、この組み合わせはまったく機能しなかった。アセンシオを左に置いても左サイドだとカットイン出来ないので、あまり機能しなかっただろう。

 

前半はモドリッチが気を利かせてハーフスペースで受けた時以外は、相手の間で受けるというプレーは皆無であった。

 

だが後半開始からセバージョスがベイルと代わって登場。右利きのセバージョスが積極的にハーフスペースに進出。右SBファンフランと右CBヒメネスのスペースを使う攻撃で優位に試合を進め始める。

 

実はこの攻撃パターンは先週のエスパニョール戦でもイスコとアセンシオが見せていた攻撃である。これに攻撃の鬼・マルセロがいればもっと攻撃のクオリティが上がったと思うが、ナチョは本職ではないので、相手を崩すという所まで辿り着けなかった。

 

後半は終始マドリーペースで、カウンターからアセンシオが決定機を迎えるが決めきれず。

結局試合は0-0の引分けで終了。勝ちたかった試合ではあるが、負ける可能性もあった試合なので引分けは妥当な結果と言えるだろう。

 

セビージャ戦は選手のスピリットに問題があったが、そういう問題は見られずその点に関しては満足。

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ロペテギの交代策

 

予想通りロペテギの交代策には批判が集まっている。モドリッチ→バスケスの交代に関しては、個人的には仕方ないかなと思っている。

 

モドリッチは単純に絶賛過労死中で、明らかに疲弊していた。今のモドリッチのコンデイション&中2日という条件で4-4-2の右サイドはかなりキツイ。

私もハッキリ言って、バスケスは好きじゃないし観たくないと思っているが、イスコがいない現状でサイドハーフの適正があるMFはベイルかバスケスしかいない。(オドリオソラを2列目で使うという手もあるが、ロペテギはやらなそうだ)

ヴィニシウスはフラメンゴで右サイドをやった事があるが、守備時に対面のフェリペ・ルイスをケアする仕事はまだ未知数だ。

 

そう考えると消去法でバスケスを使うというのはわからんでもない。

 

だが何回も書いているが、去年はこういう展開で切り札としてベイルが途中出場していたわけで、この問題は冬の移籍市場に参戦する可能性も含めて考えていかなければいけないだろう。

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神童・ヴィニシウスデビュー

 

そしてこの試合で最大のサプライズであったヴィニシウスの起用に関してだが、これには私も驚いた。このレベルの試合で使えるならもっとデビューに相応しい場面があったと思うが、真相は定かではない。

 

ロペテギ「欧州のサッカーにも慣れたしチームには欠場者がいた。試合終盤スピードが必要だと思ったし、ヴィニシウスはその能力を持っているから起用した。」

との事。

 

「なんでマリアーノじゃないんだ?!」という意見が多いが、

マリアーノ投入ゴディン&ヒメネス相手にクロスゲー
ヴィニシウス投入サイドから崩す

なので、ぶっちゃけマリアーノを投入しても厳しかったと思う(笑)アトレティコ相手に放り込みで得点するのは至難の技であるのは周知の事実で、ロペテギはどちらかというとロジカルな考え方を持っている監督。

つまり相手の守備を完璧に崩す事に拘っているように思える。なのでヴィニシウス投入だったのかな~と個人的には予想している。

 

それ以外に思いつく理由としては、ペレスがゴリ押ししたとかしか思いつかん(笑)だがペレスがそれをするならもっと早い時期にデビューしているような気もする。

 

あとは単純に負けたらクライシス確定なので、中盤を厚くして失点を防ぐためのチキン采配が発動したとか(笑)

 

ダービーに負けはしなかったがセビージャ、アトレティコ相手に勝ち点1は寂しい数字。ジダンも同じ戦績だったが、ジダンはCL制覇&レジェンドという免罪符があった。

今日のロペテギマドリーがそんなに悪い試合をしたわけではないが、ロペテギが未だに最適解を見つけれていないのも事実。今日のスタメンはマルセロ以外はロペテギ的にはベストメンバーのはず。

今日はMFを4人置く形にした事によって好転した。ベイルが怪我をしたのは残念だが、新しい形を試すチャンスとも捉えられる。

CSKA戦・アラベス戦で何らかのポジティブな発見がある事を願いたい。

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選手評

 

クルトワ 一対一を2回セーブ。控えめに言っても神。CLもクルトワで良いと思うけどね。じゃないとプロフェッショナルじゃないよ。

 

カルバハル 怪我から復帰。攻守両面でハイクオリティなプレー。

 

ナチョ 攻撃面では火力不足。だが本職じゃないのでこれ以上は求められない。左利きのレギロンをそろそろ試したい。

 

ラモス セビージャ戦の酷いプレーがウソのような変わりっぷり。いつもこれだとありがたいんですけどね。あとFK蹴らなくなったのも良かった。

 

ヴァラン 前半はカウンターの対応に苦労していたが、クルトワに救われた。それ以外は良かった。

 

カゼミーロ もっと攻撃面で改善できるのは事実。だがスーパーカップでわかったように、アトレティコが相手の時はいないと守備がスッカスカで負ける。野口さんがシュートを宇宙開発した後に「カゼミーロシュート上手いんですけどね~」みたいな事言ってたけど、ナポリ戦とCL決勝の2点以外は、基本あんな感じですけど(笑)

 

クロース 守備が非常に良かった。出来るならいつもやってくれよ(笑)攻撃面ではアセンシオに決定的なパスも。

 

モドリッチ 過労死真っ只中でこれだけやってくれれば上出来。CSKA戦は休ませたい。

 

ベイル 怪我で途中交代。基本的にサイド破壊が仕事なので、今日のようにハーフスペースでの仕事を求められる展開だとイマイチ。細かい仕事はいいから、エリア内でクロスを待っといてもらう方が良いかもしれない。取り敢えずクロスが上がる時は絶対エリア内にいろ。

 

アセンシオ ビルバオ戦に引き続き、またしても決定機を外す。パスを出すべき所で出さなかったり、打つべき所で打たなかったり、空回りしている感が半端ない。

 

ベンゼマ シュートはたぶん1回だけ?ロペテギがこれをどう評価するか?

 

セバージョス ベイルに代わって後半から左サイドでプレー。積極的にハーフスペースに進出して試合の流れを引き戻す。スーパーカップの時はイマイチだったが、確実に成長していると感じた。

 

バスケス モドリッチと交代で右サイドでプレー。まあ普通。普通じゃ困るんですけどね(笑)

 

ヴィニシウス 遂にデビュー。連携がまだまだだけどワクワク感はあるよね。

 

ロペテギ 今の所ビッグマッチで勝ちきれず、ファンの溜飲は下がらず。新たなアイデアをチームに注入する時期に来ていると思うので、ベイルが離脱している間に色々と試してもらいたい。