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音楽コラム番外編:最近気になった曲をまとめて楽曲レビュー(2018年6月)

音楽・DTM
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邦楽編

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RADWIMPS 「カタルシスト」

全く盛り上がってない(笑)フジテレビのW杯のテーマ曲。ミッシェルガンエレファントの「バードメン」をパクッた既聴感満載のメロディー。野田洋二郎は過大評価され過ぎ。彼とか米津玄師が天才扱いされているのが腑に落ちないのは私だけ?アレンジも通常運転って感じ。タイアップだから仕方ないが歌詞はよくある応援ソング。

 

 

宇多田ヒカル 「Play A Love Song」

こちらは真の天才。全盛期に比べれば若干小粒だが、それでもクオリティは邦楽界では群を抜いている。シンセのパルス波(バックでピコピコ鳴ってる音)を使ったアレンジもセンスを感じる。ただ歌詞は平均点。

 

 

小袋成彬 「Selfish」

宇多田ヒカルがプロデューサーとして参加した作品。たぶん今回発売されたアルバム中でこれが勝負曲。ギターのアルペジオとストリングスのアレンジは面白い。ただ肝心の曲のクオリティがイマイチ。彼はヒット曲を書けるタイプのソングライターではなさそう。声質を宇多田ヒカルが評価しているようだが、個人的にはそこまで良いとは思えない。歌唱力はソコソコ。野田洋二郎とか米津玄師とかよりは上手い。でも天才って感じではないなー。

 

 

AKB48 「Teacher Teacher」

今回のレビューでダントツのワースト曲。別にファンじゃないがあまりに酷かったのでピックアップ。曲のクオリティは今までのAKBの楽曲の水準で見ると最低レベル。まさにクソ曲。そしてこの曲でもっとも酷いのはアレンジ(編曲)である。クレジットにはBelexと早川博隆と書いてあるが手抜きを疑うレベルの糞アレンジ。「サイドチェイン」・「ピッチ上げスネア連打」などの使い古されたテンプレEDMアレンジ。これにOKを出した、音楽家としての素養が無い秋元康の限界を感じる。以前、秋元康がラジオにゲスト出演した時に、ヒット曲が生まれなくなったのは「昔はスピーカーの前で音楽をみんなで共有してたが、最近は各々が好きな曲をイヤホンで聴くので~」みたいな事を言っていたが、的外れ過ぎてワロタ。あんたみたいな音楽家として無能な人が音楽界を掻き回したからだよ。

 

 

SOIL&”PIMP”SESSIONS 「comrade feat. 三浦大知」

ジャミロクワイの「Virtual Insanity」の丸パクリ乙。ちょっと「今夜はブギー・バック」にも似ているかな。三浦大知の楽曲に恵まれない率は異常。邦楽だとこういうジャンルの楽曲はどうしても洋楽の劣化版になってしまう。

 

 

 

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洋楽編

 

Ariana Grande 「No Tears Left To Cry」

プロデューサーは Max MartinとIlya 。さすがの仕事ぶり。都会的なR&Bでアリアナ・グランデの新しい一面を引き出すことに成功している。この曲の面白いの所はAメロの頭はメジャーコードで、サビの頭がマイナーコードになっているという所。Aメロの頭をメジャーコードにしてなければ、この都会的な雰囲気は出なかっただろう。

 

 

Sting, Shaggy 「Don’t Make Me Wait」

コラボ作品。どことなくポリス時代の「So Lonely」のネクストバージョンという感じがする。それもそのはず、コード進行が全く同じ(笑)まぁスティングが楽しそうでなにより。

 

 

Sigala, Paloma Faith – 「Lullaby」

トロピカルハウス系EDMのお手本のようなアレンジ。プラックによるリズミカルなバッキングと音のレイヤーが秀逸。前述したAKBの「Teacher Teacher」のクソアレンジとは段違いである。AKBの曲で使われている「ピッチ上げスネア連打」も使用しているが、ちゃんとマンネリ化しないようにアレンジされている。そういう細かい拘りが大事。

 

 

 

総括:今回も邦楽は酷い。宇多田ヒカルだけが気を吐いている状態。そしてその宇多田ヒカルがデビューしたのが約20年前という状況。誰か邦楽をなんとかしてくれ!